共生地が採用されたベストとフーデッドブルゾン。レイヤードすることで防風&防寒性が高まり、ポケットが増え、また見た目も変化する。ベスト7万1500円、ジャケット9万6800円/ともにホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381
また、これまでに取り組んできたバートンやアディダスといったスポーツメーカーとの協業でも多くを学びました。特に人間の動きを計算したカッティング、デザイン&ディテールなど、シーズンごとのコレクションはもちろん、ユニクロとのコラボにも活かされています。
ただ我々はアウトドアメーカーでもスポーツメーカーでもなく、それらから抽出した優れたエッセンスを新しいファッションとして表現している。
街をはじめ、普段の生活範囲でハイスペックなウェアを着るとはどういうことなのか? 常に意識しているテーマです。
立体パターンや素材の使い分け、出し入れしやすくも収納品が落ちにくいポケットなど、ストレスフリーな設計を採用した。5万600円/ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381
一方で僕は、サッカーJリーグ・北海道コンサドーレ札幌のユニフォームのほか、企業のワークウェアをデザインする仕事も少なくありません。
2006年の設立より一貫して機能性を追求してきたホワイトマウンテニアリングの活動に信頼を得た依頼ですが、ファッションアパレルとは決定的に用途が違い、製作のアプローチも大きく異なります。
たとえばヤマト運輸の制服やトヨタのメカニックスーツでは、ブランドで培ってきたノウハウに加えて、僕が若い頃にアルバイトをしていた運送会社や建築現場での経験に基づいたアイデアも取り入れました。
デザインは実際に着て使われることで完成するという持論のもと、リアルな体験なくして本当の機能美にはたどりつけないと考えています。
OCEANS 4月「これが“本当のラグジュアリー”」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!