体感的には「裸で冷凍庫」。顔出しで呼吸はしやすい



いざ実践へ! 施術の流れは至極簡単。
まずは問診後、ガウンに着替える。「クライオアイスサウナ」の本体に入る際は、下着(またはショートパンツ)のみになるが、店内移動用のガウンやショートパンツ、足元からの冷気を防ぐ防寒ソックスや防寒ブーツまで揃っている。
着替えが終わりスタッフに促されて、いよいよ施術開始。
頭部(顔)が完全に出るように、クライオアイスサウナ本体の高さを調節。-180℃の冷気が溜まった本体内に入り、ガウンを脱いだら防寒手袋をセット。
ここで渡久地さんからいただいた、“本体内では軽く足踏みしながらゆっくり回り、さまざまな部分に冷気を当てるのがいい”との事前説明を思い出した。空気よりも重い液体窒素の冷気が体にまとわりつくが、肩より上は外へ出ているため、呼吸は普通にできるし、喉が冷気でやられるという心配もなかった。
施術中は「裸で強力な冷凍庫に入ったらこんな感じかな」という感じで、体が一気に引き締まるのが分かる。またスタッフが常時見守っており、体調的に厳しければすぐに施術を止めることも可能だ。
「3、2、1……お疲れ様でした」の掛け声とともにガウンを再度着用し、施術は終了。素肌に触れた柔らかいガウンの生地の感覚で、全身の産毛が逆立っていたのが分かる。
その後、用意された白湯を飲みつつスタッフから改めて効果やその後の過ごし方などのレクチャーを受ける。「これで-800kcalか!?」と呆気に取られるほど、施術は簡単だった。
4/5