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すべての写真を見る我々が思い描くエルメスのイメージと、“カウンターカルチャー”という言葉にはギャップがある。それはエルメスが一貫して、伝統的な「職人によるものづくり」に敬意を表してきたからだ。
しかしながら同時に、時代の変化に応じて「創造の自由」を体現し続けてきたメゾンでもある。
パンク、スケートボード、モダンアート、イノベーション。多彩なカウンターカルチャーをクリエイティビティに反映し、伝統と革新を融合させる。
エルメスだけがなし得るラグジュアリーの真髄はここにある。
[PUNK]ハードかつエレガントなブレスレット

ブレスレット25万800円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
スタッズはパンクを象徴するディテールといえよう。19世紀、馬具やベルトの留め金に使われたのが源流だとか。
この「コリエ・ド・シアン」は、猟犬をエレガントに守るための首輪に着想を得たブレスレット。丸みを帯びたスタッズが、武骨かつ上品に腕元を演出する。
[SKATE]スケートボードの世界観をスーツケースに融合
![上から184万8000円、163万9000円、335万5000円[サイズはすべてH57×W35×D20cm]/すべてエルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/50309/images/editor/d82fad0481907aa3c19218eb016478de47ba8881.jpg?h=1192)
上から184万8000円、163万9000円、335万5000円[サイズはすべてH57×W35×D20cm]/すべてエルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
ウィールを彷彿させるキャスターが目を引くスーツケース。
メゾンのアーカイブから受け継ぐレザーで補強したコーナーデザインと、2017年に発表したスケートボードの世界観を融合した、独創的な意匠が光る。機内持ち込み可能なサイズというのもうれしい。
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