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2025.02.26

ファッション

アイリッシュセッターが今の気分!種市 暁さんの「レッドウィング」マイ定番&気になる新作

[左]20代以後、あらゆるシーンで履き続けたスーパーソール。モードなスタイルの相棒として欠かせないマイ定番。[右]今最も気分なのは、アイリッシュセッター。ワーク然としたスタイルで楽しんだり、異テイストと合わせたり。年を重ねてから活用幅が広がった。

[左]20代以後、あらゆるシーンで履き続けたスーパーソール。モードなスタイルの相棒として欠かせないマイ定番。[右]今最も気分なのは、アイリッシュセッター。ワーク然としたスタイルで楽しんだり、異テイストと合わせたり。年を重ねてから活用幅が広がった。


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高校生の頃、初めてインポートショップで買ったレッドウィングは、赤茶のアイリッシュセッターでした。

それを皮切りに、10代は、ポストマンやペコス、エンジニアといった具合に、背伸びしてあれこれ違うモデルを手に入れては、アメリカンなスタイルの足元に合わせていました。

90年代の俗にいう渋カジ全盛期を経てビームスへ入社すると、ヘルムート・ラングやキャロル クリスチャン ポエルといったデザイナーズブランドを効果的に取り入れる“カジュアルアップ”の術を身に付けて、オールブラックのスーパーソールを履くようになりました。
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古着のTシャツにデザイナーズのパンツ、そしてスーパーソールを履いて、夜な夜なクラブへ出掛けては朝まで踊る。そんな毎日でもソールがタフで減りにくく、汚れにも強いので、とてもお世話になりました(笑)。
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カシミヤニットをツイードスラックスにタックイン。そんな上品な組み合わせにマッチする、優しい色みのチャッカブーツを合わせた。「軽いブーツとユルいけれど品のあるパンツで、春先の散歩が楽しくなりそう」。

カシミヤニットをツイードスラックスにタックイン。そんな上品な組み合わせにマッチする、優しい色みのチャッカブーツを合わせた。「軽いブーツとユルいけれど品のあるパンツで、春先の散歩が楽しくなりそう」。


大人になってもスーパーソールは、ことあるごとに活用してきましたが、年を重ねた今は、アイリッシュセッターやレースアップのモデルを改めて履きたい。そんな気分が盛り上がっています。

少しは自分に渋さが出てきて、上質のカシミヤニットやきれいなツイードのスラックスとカジュアルなブーツを合わせても、似合うようになった。それがちょっとうれしいです。

着用モデル。街で軽快に履くなら、軽量かつスマートなシルエットのチャッカタイプの新作を試してみたいと今回初めてチャレンジ。3万9600円/レッドウィング(レッドウィング・ジャパン 03-5791-3280)

着用モデル。街で軽快に履くなら、軽量かつスマートなシルエットのチャッカタイプの新作を試してみたいと今回初めてチャレンジ。3万9600円/レッドウィング(レッドウィング・ジャパン 03-5791-3280)


レッドウィングは強い存在感を持った王道。だからこそ、足したり引いたり異テイストで外したり、工夫をしながら付き合っていく楽しみが尽きない。これからもそれは変わらないと思います。
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フリープランナー 種市 暁さん●ビームスでさまざまな業態の事業を立ち上げたのち、フリープランナーとして独立。以後、数々の企業やセレクトショップ、ブランドのコンサルティングや企画に関わるほか、下北沢のカレーショップ&ギャラリー「サンゾートウキョウ」のディレクションなど、食やウェルネス関連でも活躍。連載「種カジのタネあかし」も要チェック!Instagram@taneichiakira

山本雄生=写真 長谷川茂雄、オオサワ系、黒澤卓也=文

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