2025年春夏のデニムトレンドをリーバイスで深掘り！「578」「568」の台頭、ソフトウエスタン復権……

春はまだ先と思っていたが、思いのほか早く到来しそうだ。そこで気になるのは春のファッションシーン。新作情報がわかれば、自然とトレンドの方向性も見えてくるはず。

王道中の王道「リーバイス」の動向はいかに？ 春のデニムライフを充実させてくれる新作もご紹介！

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昨年はブラック、ルーズ、555がトレンドに

栃原菜穂子さん●リーバイスのプレスアシスタントとして日々奮闘するデニム女子。その愛は、アイテムを説明する口調や日々の着こなしからも伝わってくる。

――まずは2024年のトレンドを振り返っていただけますでしょうか。

栃原　ポイントは大きくわけて3つ。ひとつめはブラックデニムです。デニムの基本カラーはインディゴですが、定番ゆえに周りの人と被りがち。本流を大きく外れるのは嫌、だけど違いを見せたい。そんな方からブラックデニムが支持されました。2024年はトップス、ボトムスに限らずすごく売れましたね。




栃原　ふたつめがストレートフィット。その代表例が、以前オーシャンズでも紹介していただいた「555」というニューフィットです。2024秋冬シーズンから展開を始めたモデルで、メディア・ファッション関係者からはもちろん、お客様からも大きな反響がありました。

そして最後が、ワイド・ルーズといったシルエット。90’sのリバイバルの影響もあり、ここ数年ワイドデニムが支持を集めていますが、昨年もスタイルを問わず関心を集めました。特にフラットで色落ちしていないデニムに人気が集中しましたね。スラックス感覚ではけるのも人気の理由なのかもしれません。