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名店③ 名店出身の店主がオープンした新店「らーめん一朗太」


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2軒目に「赤見屋本店」という老舗中の老舗を採り上げたので、3軒目はオープンして日が浅い新店から、有望店をピックアップする。

ご紹介するのは、2024年11月にオープンした「らーめん一朗太」。場所は、東武鉄道佐野線の堀米駅から徒歩5分程度。ちなみに、堀米駅周辺は多くの優良店が軒を連ねる、佐野市のラーメン食べ歩きにおける最重要拠点のひとつだ。このコラムで採り上げた店舗も含め、一度は丸1日腰を据えて食べ歩いてみることをオススメしたい。


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同店の店主は、佐野市が主導する「佐野らーめん予備校」にてラーメンづくりのイロハを学んだあと、佐野市を代表する実力店として県内外にその名を轟かせる「らーめん大金」にて修業。じっくりと力を蓄えたのちに満を持して一国一城の主となった実力派。

2025年1月現在、同店が提供するのは、ドリンクメニューを除けば、醤油ベースの「らーめん」「ちゃーしゅーめん」と「ぎょうざ」のみ。

美しい黄金色を呈したスープは、修業先の1杯から液状油(油量)を減らし、サッパリとした食味をより一層フィーチャーしたもの。「土台」として確固たる存在感を放つ鶏ガラのうま味の上に、香味野菜のナチュラルな甘みがふわりと被さり、食味に深みと奥行きを付与。

新店が紡ぎ出す、あっさり手打ち醤油ラーメンの中では、卓越した完成度を誇りあとを引く上質な味わいにレンゲを持つ手が止められないだろう。



モッチリとした食感と滑らかなすすり心地が印象深い自家製麺も、修業先での研鑽の成果が余すところなく投影された会心の出来映え。舌の上でとろけるバラロールチャーシューも、濃厚な下味等を施さず肉本来の味のみを活かすことにより、スープの繊細な味を阻害しない仕上がりとなっている。

名店出身のサラブレッドがこれから、佐野ラーメンの歴史にどのような足跡を刻んでいくのか。期待を持って見守っていきたい大型ルーキーだ。
らーめん一朗太
住所:佐野市堀米町612-17
営業:11:30〜14:30/17:00〜20:00
定休:水曜日
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