③ グレーグラデの橋渡し役にストライプシャツを抜擢
シャツ=コロン アノラック=スティル バイ ハンド パンツ=コントール 靴=セバゴ
髙埜 雅さん(42歳) ストライプは少量でもピリリと辛い。そんな法則を証明してくれたのがこちらの着こなし。淡いグレーのアノラックに、チャコールグレーのスラックスを合わせた都会的なワントーン。その間を橋渡し的につないでいるのが、裾から出したブルーストライプシャツだ。
見える分量はわずかだが、この重ね着の有無でコーディネイトの完成度は段違い。着こなしに奥行きが生まれ、こなれて見えるのだ。きれいめな革靴との相性も抜群なのである。
◇
ストライプシャツはさらっと一枚で着てもカッコいいが、ご覧のようにレイヤードでも効果抜群。今の季節なら、ジャケットやコートの下にも大いに活用してみてほしい。