フォード公認、69年式のレストモッド
ソロモン・ランガー・カスタム「1969 F-150“クライド”」。
最後に紹介するのは、フォードが有名なトラックカスタマイザーのソロモン・ランガー氏と改造した1969年式のフォード「F-100」だ。
キラキラ系ホイールが隠れるほど車高が低い。
齢50のピックアップトラックに積まれたのは、900馬力以上も出る5.2L V8エンジン+スーパーチャージャー。
そんな強大パワーを支えるためシャシー(車の骨格)も替えられ、軽量かつ強靱なカーボンファイバー製のボディパネルが備えられた。まあ、言ったら50年前のピックアップの形をしたモンスタートラックだ。
1968年式のF-100。確かに同じようで違う車にも見える。
古いピックアップを単にレストアするのではなく、こうしたレストモッドは最近のブームだが、車高ベタベタのピックアップ、しかも900馬力以上というモンスター系。それがメーカー公認モデルってことも、アメリカという国の懐の深さを感じさせる。