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地獄だった20代。いまの借金は「良い借金」

盛山さんが2000万円の「ゲレンデ」を頭金なしのフルローンで購入したというニュースは大いにネットを騒がせた。頭金なしの理由は単純で「大金を払う資金がなかった」から。現在は毎月30万円の引き落としがあるという。
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「浮かれて勢いで買っちゃいましたけど、何カ月かして通帳を見て焦りました。『おいおい……』と。家賃や生活費とは別に毎月30万円が引かれてるって、やばくないですか……? でもその分、いまは働く気力がめっちゃ湧いてます。こいつのために働かなきゃって」。



盛山さんにとって大きな借金は人生で2度目。500万円以上の借金を抱えていた20代を思い出し、「地獄だった」と振り返る。
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「20代の10年間は本当に地獄でした。家賃6万円を払えなくて追い出されたこともあります。大阪の『浪速公園』でホームレスとシケモクの取り合いをしてたくらい(笑)。一時は劇場に住んでたこともありました。

何年も利子だけを払ってる状態で、元本がぜんぜん減らない。借金を完済できたのは32、3歳のころ。M-1に出られて名前が売れたことがデカかったですけど、失われた20代を考えたら、まだ全然取り返せてない」。

車中でよく聴く音楽は「舐達磨」。日本語ラップを爆音で。

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だが、当時の借金といまの借金には根本的な違いがある。精神衛生上、雲泥の差だ。

「ゲレンデのためにいま払ってる毎月の30万円は、昔の借金とぜんぜん違いますよね。あれは生きるための追い込まれた借金。こっちは大好きな車を運転できてる良い方の借金。

フジテレビから帰るレインボーブリッジを走りながら、昔の記憶がよみがえることがあります。あのまま仕事がなかったらどうなってたんだろうと……。このままずっとゲレンデに乗り続けられるように頑張りますよ」。




再び借金地獄にならないことを願う盛山さんだが、さらなる高みを目指す貪欲さも見せた。

「欲を言えば、チョコプラの長田さんみたいに車を何台も所有したいですね。あのくらいVIPになりたい。2台目にしたい車ですか? ベタにトヨタのアルファードかな。めっちゃ便利らしいですよ(笑)」。

佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文

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