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隠れた名作・ゲルプレリウスの魅力



ーーゲルプレリウスとはどんなスニーカーなのでしょうか?

OKA 2020年頃に1シーズンだけ復刻されたモデルで、オリジナルは2000年代頭にランニングシューズとして展開していたらしいんです。……ただアシックスで働いてたときにも調べたものの、あまり情報がなく。

僕はいなたいスニーカーが好きなんですけど、その復刻版がオリジナルの色や配色をほぼそのまま再現していてグッときました。ちょっと奇抜なカラーや変わったモデルに惹かれるんですよね。店頭に立っていた当時あまり売れていなかったのもポイントです(笑)。

ーーもう販売されていないんですね。

OAK そうなんです。廃盤になったのかどうかまでは分からないですが、ここ3〜4年は新作が出ていませんね。なので、ゲルプレリウス好きだけど、5足しか持っていません。



ーーなかでもとっておきのゲルプレリウスは?

OAK 1足目は、ブルガリア出身の人気デザイナーであるキコ・コスタディノフ率いるキコ・コスタディノフ スタジオがキュレーションした「FB1-S ゲルプレリウス」です。

日本国内ではアシックスの公式オンラインストアと直営店でしか販売していなかったので、まず“人と被らない”。履いていると「これ何?」と聞かれる特別感もうれしいですね。



ーーディテールも可愛らしいですね。

オリジナルはヒールのロゴが刺繍なんですけど、このモデルは樹脂であしらわれている点も気に入っています。



あと、シュータンのタブがキュレーションならではのディテールで。これが付いているのは、すべてキコ・コスタディノフ スタジオによるもの。シューボックスも少し凝ったデザインなんです。

ーー色違いで持っているんですね。

OKA 先にピンクを買ったんですが、あとになってもう1色も欲しくなってしまい、ディグって最近買いました(笑)。普段はあまりしないですが。

この配色は彼らしいセンスが光っていて、インラインからは出ないだろうなぁ。


3/3

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