ブーツこそ、ヘビロテの象徴だった
スニーカーに続いて、今年ヘビロテしたブーツについてもまとめてみた。実は、アンケート回答者の半数近くが、スニーカーとブーツの二刀流だったからだ。
“今年ヘビロテしたブーツ”人気ランキングTOP5
1位 ドクターマーチン:19人(約13%)
2位 クラークス:17人(約11%)
2位 レッドウイング:17人(約11%)
4位 ティンバーランド:12人(約8%)
5位 ブランドストーン:11人(約7%)
※有効回答数:148人
人気順に並べてみたものの、結果はかなり拮抗しているのが実情だ。とはいっても、ヘビロテされるには必ず理由があるはず。各ブランドに寄せられたコメントをチェックしていこう。
〜愛用者の声〜
【ドクターマーチン】
「シルエットのゴツさと可愛さがお気に入り。黒のワイドパンツに合わせてヘビロテしている。あのイエローステッチが、黒コーデのアクセントになる」(40代男性)
【クラークス】
「ゴアテックスのワラビーブーツの黒を愛用している。天候に左右されず履けるところと長時間でも疲れない履き心地がいい」(40代男性)
【レッドウィング】
「高校生のときに愛用していたレッドウィングの8165をメンテナンスし、再びヘビロテしている。履き心地の良さと、キレイめからアメカジまで、あらゆるコーデにハマり重宝している」(30代男性)
【ティンバーランド】
「スリーアイレットを太めのチノパンに合わせて愛用中」(40代男性)
【ブランドストーン】
「シンプル・イズ・ベスト。防水なので天候を気にする必要がなく、どんなコーデとも合わせやすい。蒸れないのでニオイも気にならない」(50代男性)
スニーカーに比べ、ことさら思い入れが強いのがブーツをヘビロテする者の特徴といえよう。ワラビーにスリーアイレット……。オーシャンズ世代ドンズバの名品靴である。また、天候を気にする必要がないというのも大きな強みであるようだ。
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そんなわけで、2024年の足元事情を振り返ってみた。スニーカーにしてもブーツにしても、圧倒的強者がいないのが印象的だ。次に覇権を奪うのはどのブランドか、引き続き注目していきたい。