読者はTOP5アイテムをどう着こなす?
アウターのトレンドがわかったところで、実際の着用者の声をカテゴリー別に拾っていきたい。
【ロングコート】
「COSのロングコートは使い勝手がいいので気に入っている。レザージャケットの上からロングコートを羽織ると暖かく、動きやすい」(40代男性)
「コモリのタイロッケンコートは、1枚羽織るだけでキマる。デニムでもキレイめのパンツでも、何にでも合わせやすい」(40代男性)
【ダウンジャケット】
「モンベルのパーマフロスト ダウンパーカ。第一に暖かく、軽くてかさばらないのが魅力です。色はシンプルな黒を選べば間違いなし!」(40代男性)
「カナダグースのウィンダムパーカ。ダウンの下にはデニムシャツやロンTを着て、リブ付きのパンツを合わせるスタイルでヘビロテしている」(40代男性)
タイロッケンコートといえば、コモリを代表する定番アイテム。シンプルでオーソドックスなものが支持されるのは、どのアウターでも同じだ。また、着回しの幅が広いこともロングコートの人気を裏付けている。
ヘビロテするダウンのポイントもシンプルさと着回しやすさ。なかでも気になったのは、ザ・ノース・フェイスやパタゴニアなどの人気に隠れて愛用者が多かったモンベルだ。信頼の置けるスペックに加え、色やデザインのバリエーションが多く、街着としても映えそうな“掘り出しモノ”を探す楽しさも支持されるゆえんだ。
【フリースジャケット】
「ザ・ノース・フェイスのフリースジャケットは6年近くヘビロテ中。いろいろなアウターを持っているが、軽くて暖かいので一番に手に取ってしまいます」(20代男性)
「パタゴニアのレトロX。オーバーサイズでGジャンの上から羽織るスタイルがお気に入りです。防寒性が高く、自宅で洗濯できるのでメンテナンスがラクなのもうれしいです」(40代男性)。
【ナイロンブルゾン】
「エフシーイーのパーテックス ウォータープルーフ テクニカル マウンテン ジャケットで、色はブルーをヘビロテしています。多少の雨なら傘いらずの撥水性が素晴らしく、ボトムスも同じパーテックス素材のパンツを合わせています」(40代男性)
【シェルジャケット】
「アークテリクス リーフのアルファ LT ジャケット。機能性はもちろん、アメトラコーデのハズしにも使えます。テック系のミリタリージャケットは’90年代のような雰囲気を演出するのにちょうどいい」(30代男性)
ダウンでも票を集めた2大ブランドの支持率は、フリースでも他を圧倒。やや機能重視で選ぶ人が多いとなれば、アウトドアブランドに勝るものはない。
ナイロンブルゾンも、撥水性などの機能を重視したアイテムが人気。また、ワンマイルウェアとしてもスタイリッシュに着こなせるデザインもポイントのようだ。
ナイロンブルゾンよりもワンランク上の機能性を持つシェルジャケットは、ゴアテックスのような最強素材を搭載したアイテムが人気。アルファ LT ジャケットのような馴染みのあるモデルを、街着との相性の良さで選ぶ人も多かった。
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