特集「業界人“ガチアウター”調査隊!」⚫︎頭を悩ますアウター選び。プロたちはどんなブランドの、どんなモデルを選んでいるのか。業界人たちが“ガチ”で愛用するアウターを緊急調査!
身に着けるアイテム数が多い冬は、1年で最もファッションが楽しめる季節。だが選択肢が増える分、何を着ようか悩ましいのも事実。コーデの印象を左右するアウター選びは、特に。
そこでファッション業界の第一線を走る3名に、リアルで愛用する“ガチアウター”を聞いてきた! 皆さんは今年、どんなアウターを着ていますか?
話を聞いたのはこの3名 | 鈴木真悟さん 「サタデーズ ニューヨークシティ」でプレス、そしてブランドマネージャーとして活躍したのち、2020年に独立。自身のブランド「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。 | | 増井康亮さん スドゥ・スドゥ・ウエスト ディレクター。商社勤務、アパレルブランドのスタッフを経て、2023年に現職へ就任。テニスはインターハイ出場経験のある筋金入りの実力者で、現在もインストラクターとして活動している。
| | 種市 暁さん 公私ともに大忙しのフリープランナー。街⇆海を自在に往来。服、サーフィン、食など全国各地で見つけた最新のオモシロネタをインスタグラムにてアップしている。 | |
【写真12点】「「暖冬の今年、どんなアウター着てる?」業界人3人を緊急調査。愛用品はラルフ、19SO、そして……」の詳細を写真でチェック ① ポイントはクリーンな雰囲気の千鳥格子
推薦人:鈴木真悟さん(19SO ディレクター)
鈴木真悟さんのガチアウターは、自身が手掛けるブランド「19SO」の24/7 ウールブルゾンだ。身幅は広く着丈がやや短めなシルエットは、今のムードにバッチリとハマっている。
「着たときにウール特有のゴワゴワ感がないのがいいんです。裏地にはリップストップのナイロン素材を貼っているので、風が吹いてもへっちゃら。デザイナーだということもありますが、僕にとっては見ためだけじゃなくて、着用感も大事なポイントなんですよ」。
「遠目では普通の千鳥格子柄の生地ですが、よく見ていただくと柄が細かめなのがわかると思います。柄モノといえど悪目立ちせず、クリーンな印象で着られる一着です」。
ジャケット、パンツともに=19SO Tシャツ=古着 シューズ=ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ×リーガル 帽子=BIAS DOGS ネックレス1==ヴィンテージ ネックレス2=19SO
鈴木さんは、このアウターをブラック&ネイビーのアイテムと合わせ、シックに着こなす。コーデュロイパンツと風合いの良い古着Tシャツを同色のネイビーでまとめながらも、濃淡の違いで奥行きを出している。
足元はベドウィン & ザ ハートブレイカーズとリーガルのコラボローファーをセレクト。スニーカーではなく革靴を合わせることで、ジャケットがよりキレイな印象に見える。
「キャップとネックレスでハズすのもポイントですね。ネックレスは太さの違うものを重ね付けしています」。
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