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幻影旅団と流星街。ついに明かされたクモの過去



幻影旅団の魅力……やっぱりみんなスマートで、すごく残虐だからカッコいいんじゃないですか? 彼らの考え方はシンプル。自由だけどちゃんとルールもある。ただのならず者集団じゃない。

誰も死んでほしくないけど、みんな死ぬんだろうなぁって感じはしますよね。シャルナークとコルトピも死にましたもんね、ヒソカにやられて。次は誰が死ぬんだろう。団長だって油断できないですからね。「クモが大事にするのは頭じゃない」っていうスタンスだし、いきなりサクッと逝くかもしれない。

38巻でクモの過去がだいぶ語られたじゃないですか。流星街で育ったメンバーが、何ゆえに旅団になっていったかっていう。



流星街っていうのは、東京都と埼玉県を合わせた面積くらいある場所で、データ上はそこに人は存在してない。誰が誰だかわからない、この世の何を捨てても許される場所です。

で、旅団のメンバーはそこで拾ったビデオテープがキッカケで劇団みたいになっていくんですよね。団長も子供の頃はめちゃめちゃピュアなやつで、ウボォーもジャイアンみたいなガキ大将の暴れん坊だった。

あるとき、サラサっていう友達を残忍なやつらに殺されて、敵討ちのために団長が立ち上がるんですよね。もうこれ以上、悪党にやられないよう自分が悪党になるって。当時、団長はまだ11歳ですよ。


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