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天然素材とストーリーのある服に惹かれる



そんなかたまりさんの冬の一軍コーディネイトは、まさにフレンチシックを思わせる着こなし。

なかでもお気に入りが「オーベルジュ」のジャケットだ。



「僕、もともと歴史を勉強するのが好きだったので、この服にはこういう歴史があって……みたいな話を聞くと、だいたい買っちゃうんですよね。オーベルジュは、まさにそんなブランドで、ヴィンテージを現代的にアップデートしたようなデザインが特徴なんです。

このジャケットは、1800年代後半にフランスの羊飼いが着ていた上着をイメージして作られたもの。ゆったりした袖でレイヤードしやすいし、着心地もすごく良くて。このブランドの服は、素材も着心地もめっちゃこだわっているものばかりで、お気に入りなんです」。



インナーはフレンチカジュアルの定番「セントジェームス」。パンツは日本で初めて本格的なチノパンを国産で作り上げた「バーンストーマー」。

そしてアウターは、和歌山の老舗ニットメーカーが手がけるブランド「カネマサフィル」。名品と呼ばれるベーシックなアイテムに程良くトレンド感を利かせながら、自分流に着こなしている。


4/5

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