カジノデビューにも！ 韓国最大級のインスパイア・カジノ

インスパイアの顔とも言えるのが、韓国最大級のカジノ施設だ。こちらは外国人専用カジノなので、訪れるのは主に観光客。

カジノに足を踏み入れると、フロア内は白とゴールドを基調としたインテリアで飾られ、最新のゲームが並ぶ様子は圧巻。まるで映画のワンシーン、非日常感に酔いそうだ。




2つのフロアに広がるゲームスペースには、約150卓のテーブルゲーム、374台の最新スロットマシン、176席の電子テーブルゲーム（ETG）が置かれ、休憩用のラウンジやVIP専用フロアも用意されている。



取材で訪れたのは平日夜だったが、テーブルゲームは人気が高く、開いているテーブルはほぼ満員。アジアや欧米系の外国人たちがバカラやポーカーなどに熱中していた。



混雑でテーブルゲームの参加は叶わなかったが、今回は電子テーブルゲームをプレイしてみた。全長24mの大画面モニターに映し出される映像を見ながらルーレットやバカラなどをプレイでき、臨場感たっぷり。

初めは操作に戸惑ったもののすぐに熱中。気がつけば3時間も経っていた。こちらは少額の賭け金からプレイできるので、初めてのカジノなら入門編としてもおすすめだ。



ビギナーにとっては慣れないカジノ自体がハードルの高いものに感じるかもしれないが、その点も心配はいらない。サービスカウンターには日本語、英語、韓国語、中国語を話せるスタッフが常駐し、わからないことがあればすぐに質問できる。

カジノ内には専用の日本語ガイドブックも置いてあり、ブラックジャックやルーレットなど7種類人気ゲームのルールは、それを読めば理解できるようになっている。

また、初めてインスパイアのカジノを利用する際にLINEの友だち登録をすると、50000ウォン（約5000円）分のクーポンがもらえる。ちょっと遊んでみる感覚なら、これを最初の軍資金にするのもいいだろう。

最新デジタルアートや韓国グルメに感動

「オーロラ・ショー」は迫力満点。

カジノ以外のエンターテインメントも充実している。

特に感動的なのは、施設内の全長150mの壁と天井に映し出される、デジタルアート「オーロラ・ショー」だ。

日本でもデジタルアートを目にする機会はあるが、視界一面に広がるオーロラ・ショーは一線を画す迫力。

海底から覗く幻想的な海の世界や、サバンナを思わせる大自然の景色など、束の間違う世界に迷い込んだような体験ができた。30分間隔で異なる2演目が上映されるので、少なくとも2回は観ておこう。

ドーム型の施設内には全天候型プール「スプラッシュベイ」が。

このほか、さらなる没入感が味わえるデジタルアート展「ル・スペース」や、最大収容人数1万5000人を誇る巨大アリーナ、ウォータースライダーや流れるプールなどを備えた全天候型ウォーターパーク「スプラッシュベイ」（1月中旬まで休止中）と、エンタメの数は、短い滞在では満喫しきれないほど多い。