OCEANS

SHARE

⑥ 挑戦的なアウターにグレーキャップを



▶︎大野さんのスナップをすべて見る

大野晋平さん(28歳)

ネオンカラーの眩しさは、枯れ感がのぞき出したオッサンに必要だ。いや、むしろ浮ついて見えない円熟味があるからこそ、鮮やかな色は扱いやすいのかもしれない。ぜひとも率先して挑戦してほしいが、それでも躊躇してしまう方のために、大野さんがいい対処法を体現してくれた。
advertisement

ダウンジャケット=ゴールドウインゼロ パンツ=カネマサフィル シューズ=クラークス 帽子=ピルグリムサーフ+サプライ 眼鏡=レイバン バングル、リング=ともにトムウッド

ダウンジャケット=ゴールドウインゼロ パンツ=カネマサフィル シューズ=クラークス 帽子=ピルグリムサーフ+サプライ 眼鏡=レイバン バングル、リング=ともにトムウッド


ひとつはパンツに誠実な一本を選び全体のバランスをとること。そして、ふたつめはキャップを繋ぎ役にすることだ。ご覧のように選んだのはトーンをアウターへと寄せた軽快なグレーで、起毛感のある素材も優しい印象を抱かせる。マイルドな色や素材を導入すれば、大胆なアウターもチャレンジできるはずだ。


わんぱく感から知らず知らずのうちにキャップと距離を置きがちな大人たち。とはいえ、相応のブランド選び、モチーフ、被り方さえクリアすれば問題ない。今回紹介した街の男たちの姿を見れば、きっと勇気も湧いてくると思う。

SHARE