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「前例のない存在」を目指して――山本彩にしかできない表現



元アイドルからシンガーソングライターへ。自ら楽曲を生み出し、ソロアーティストとして長く愛される存在になる――そんな「前例のない存在」を目指す山本彩。その挑戦は、「自分にしかできない音楽」を探し続ける旅でもある。

「意外性やエンターテインメント性は、アイドルグループ時代から大切にしてきた部分です。それを音楽に取り入れて、聴いてくれる方に楽しんでもらいたい。そして、音楽を通じて誰かの心に寄り添えたらうれしい。それが私の目指すゴールです」。

アイドル時代の経験を糧に、ソロアーティストとして挑戦を続ける山本彩。その歩みには、成功も失敗もない。「自分だけの道」を切り拓く旅こそが、彼女の音楽と生き様そのものだ。

その先に広がる景色は、きっと誰にも真似できない唯一無二のものだろう。

山本彩

1993年7月14日生まれ。大阪府出身。NMB48の1期生として8年間キャプテンを務め、中心メンバーとして活動。2016年、シンガーソングライターとしての活動も始動させ、デビューアルバム『Rainbow』をリリース。2018年、万博記念公園東の広場で卒業コンサートを開催。2019年、ユニバーサルミュージック移籍し、第1弾シングル「イチリンソウ」をリリース。全曲作詞作曲を行った3rdアルバム『α』はオリコンウィークリー5位を記録。2023年、全曲作詞作曲を行った最新アルバム『&』をリリースし、オリコンウィークリーTOP10ランクイン。2024年2月から3カ月連続配信リリース、ホールツアーやアジアツアーやアコースティックツアーの開催、アニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」主題歌横断プロジェクトへの参加など、国内外問わず精力的に活動する姿に注目が集まっている。

長田 慶=写真 ライブ・アーティスト写真=ユニバーサルシグマ提供
池田鉄平=取材・文

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