「デラックス」デザイナー HUEさん●20代で渡米し、帰国後の2003年にデラックスを設立。海外での経験と自身が影響を受けたストリートカルチャーを軸に、より上品に昇華した新たなカジュアル観で東京シーンを牽引している。
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すべての写真を見る 「まず第一に、グラフィックは自分が影響を受けたカルチャーや強い興味のあるモチーフであること。Tシャツもそうですが、自分はこういう人間であるという“意思表明”みたいな感覚でチョイスしています」。
そう語るのは「デラックス」デザイナーのHUEさんだ。
ナインティーズ、ブラックミュージック、ロック、NY、スケート……etc.、そのモチーフはさまざま。
「自分に嘘のないグラフィックなら、身に着けることが楽しい。さらにそれを共有できる人に出会うと、話は断然盛り上がります」。
私物
例えば『ドゥ・ザ・ライト・シング』とデラックスのオフィシャルコラボ。HUEさんが敬愛する映画監督スパイク・リーの代表作だ。
「胸元のレトロな書体と程良いダメージ具合のバランスが気に入っています」。
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