「サンカッケー」デザイナー 尾崎雄飛さん●10代でイギリスに留学し、帰国後にセレクトショップのバイヤーとして活躍。ブランドディレクターを経て、2012年に「サンカッケー」を始動。
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すべての写真を見る “きれいな服を丁寧につくる”をテーマに、温故知新なもの作りを展開する尾崎さん。
大のヴィンテージ好きであり、バイヤーとしても活躍していた独自の審美眼から見たいいニットの条件を聞いてみた。
「英国製の系を使用し、堅めに撚糸した羊毛またはカシミヤ100%のもの。英国ではニットを消耗品とは考えておらず、良いものを買って子供や孫に受け継いでいく言わば“三生もの”なんです」。
メリノウール100%。4万8400円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)
例えば英国王室御用達ブランド「ジョン スメドレー」の定番クルーネック。
メリノウールを用いたハイゲージの30ゲージニットは滑らかで心地良い。
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