北極探検隊を支え、エベレスト登頂の一助にもなってきたカナダグース。そんな歴史的背景もあってか、街でも同社のアイテムへの信頼は揺るぎない。
昨今では過酷な環境での使用とは一線を画す、街仕様のアウターもラインナップして人気に拍車がかかった印象だ。そんななか、ふたつの流派が台頭。さあ、あなたはどっちを選ぶ?
【写真10点】「カナダグースのアウターが似合う男たち」を写真でチェック ① 街に映えるカナダグースのキルティングダウン
ダウンジャケット=カナダグース パンツ=ユニクロ シューズ=ホカ 帽子=カシラ 眼鏡=不明 腕時計=カシオ
▶︎久保さんのスナップをすべて見る 久保陽介さん(37歳) ジャスパー パーカやエクスペディション パーカに代表されるように、体をしっかりと、優しく包み込むボリュームこそ真骨頂。
とはいえ、過酷な環境で培われたノウハウがあるだけにボリュームダウンした一着でも防寒性は十分だ。それを納得させられる久保さんの着こなしである。
久保さんが選んだのはヘチマ柄のキルトステッチをあしらったシンプルな一着だが、幾何学模様や程よいふくらみがあるから物足りなさは感じない。
ド定番のウェリントン型ながらブルーレンズが清々しいサングラス、無彩色ながら厚底が印象的なスニーカーと、周辺のアイテムも同様の手口でチョイス。前に出過ぎることなく個性を打ち出した技ありな着こなしだ。
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