本格的な冬に欠かせないダウンジャケット。今季のパタゴニアも、どの1着を選ぶか悩ましいほど表情豊かなプレーヤーが揃った。
なかでもスタッフイチオシの4択に絞って、それぞれの魅力を解説してもらった。
【写真22点】「2024年パタゴニアのダウンは傑作揃い!」の詳細を写真でチェック 今回訪れたお店は……パタゴニア 東京・渋谷 原宿のキャットストリート沿いに位置する国内最大級の旗艦店。スタッフの大半はあらゆる外遊びの達人で、彼らの経験則に基づいた的確なアドバイスやエピソードは必聴。
住所:東京都渋谷区神宮前6-16-8電話:03-5469-2100営業:11:00〜19:00定休:第3水曜日https://www.patagonia.jp 話を聞いたのは……
[左]佐藤 彩さん●パタゴニア東京・渋谷スタッフ。20年以上のサーフィン経験あり。波がない日は、海を眺めて過ごすのも好き。[右]成田直隆さん●パタゴニア東京・渋谷ストアマネージャー。関西ローカルで大会を主催したこともあるほど、トレイルランニングを愛する山好き
① 今季大幅リニューアル! 防水・透湿・耐風性ダウン
1着目は、「メンズ・ジャクソン・グレイシャー・ジャケット」。従来の耐風性に加えて、今季から防水性・透湿性も備えたダウンジャケットだ。色はブラック、シェルターブラウン、トーリーパイングリーン、ノーブルグレーの4色展開。店頭でもピカイチの人気だという。
「メンズ・ジャクソン・グレイシャー・ジャケット」7万1500円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
――早速、特徴を教えてください。 佐藤さん 2017年秋冬に登場してから作り続けている製品ですが、今シーズンは大幅にリニューアルして「防水性・透湿性」を実現しました。防水性を備えた生地で、ファスナーも耐水ジッパーになっています。
成田さん 防水ダウンってすごく安心感があるんですよ。急な雨でも全然大丈夫ですし、フードさえかぶれば、傘いらずです。
荷物を少なくしたいトリップには、僕はこのダウンを選びますね。天候が不安定な場所にこそ重宝する1着だと思います。
――冷たい雨は体を芯から冷やすので、防水性素材はかなり心強いですね。 成田さん フード部分の前後2カ所にドローコードがついているのも、アウトドアブランドならではのディテールです。引っ張ることでフードがキュッと閉まるので、視認性が失われません。
佐藤さん これが便利なんですよ。自転車に乗りながら背後を確認するときにも、このフードなら頭の動きに追随するため安全に後ろを確認できる。アウトドアウェアとしての機能的なポイントだと思います。
――いつもとは違うパタゴニアのロゴも気になります。 佐藤さん 胸のロゴはシックな印象のデザインです。普段はジャケットの素材もツルツルしたものが多いですが、最近はマットな仕上がりのものも多く、「ジャクソン・グレイシャー・ジャケット」もそのひとつ。
成田さん 全体的にアーバンな雰囲気があるので、ビジネスシーンでも使いやすいと思います。
佐藤さん ジャケット丈が短めなので運転にも最適です。スキートリップにこれをサッと羽織って出掛けて、現地に着いたらそのまま滑るなんてことも可能です。
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