いつの時代も“黒”はとかく男たちに優しい色である。なにせ、着こなしが一気に引き締まり、ひと度まとえば時代錯誤感は払拭され、どんなアイテムとも息を合わせられる。
となれば、デニムも黒を優先的に選んでいい。事実、街ではそんな大人たちが増殖中。しかも、昔取った杵柄に頼らず、今の気分で着こなしている人たちが多数。その合わせ方はどれも参考になる。
【写真10点】「ブラックデニムの粋なはき方3選!」の詳細を写真でチェック① 小技で魅了し過去のストリートスタイルからの脱却を図る
ブルゾン、スウェット、パンツ、バッグ=すべてシュプリーム シューズ=ナイキ 眼鏡、ピアス=ともにノーブランド 腕時計=ロレックス
▶︎増澤さんのスナップをすべて見る 増澤剛也さん(44歳) 増澤さんはブルゾン、スウェットシャツ、ジーンズとすべてがシュプリーム。とはいえ、若かりし頃との違いをアイテム選びや小物の味付けで魅せつけた。
当時であればインディゴブルーがお約束だったかもしれないデニムに、足元同様ブラックを選択。落ち着いた雰囲気を漂わせつつ、そのウエストからおざなりにのぞかせたキーホルダーが小粋なアクセントになっている。そのアジなアプローチは積み重ねてきた経験のタマモノだ。
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