チノもデニムも、スラックスも。街行く男たちのパンツはとにかく太い。本当にビッグシルエットは“トレンド”から“ベーシック”へと定着した、と実感する。
しかし!である。ルーズなシルエットゆえ、いい大人がそのはき方を間違えると、単に“だらしない人”という印象を与えてしまいかねない。そんな落とし穴の一発回答を、3人の男たちから導いた。
スッキリ、軽やかに。“九分丈”という手法が効果テキメンのようだ。
【写真6点】「太いパンツを大人らしく取り入れたBIG3。その共通項は“九分丈”だ!」の詳細を写真でチェック ① 極太パンツを軽やかにする足元の小さなテクニック
コート=スーパーサンクス パンツ=ヴォイリー カットソー、スニーカー=ともにズッカ メガネ=モスコット
有田昌史さん(57歳) バサっと羽織ったロングコートに極太パンツ。「この方、絶対ファッション大好き!」とスナップ隊が思わず唸った、センス抜群のシルエットメイクを披露してくれた有田さん。
上下ともにユルい。それでもスタイリッシュに見える理由は、全身を黒でまとめ、パンツを九分丈に設定したから。
スッキリとした見た目はもちろん、丈を詰めたことで白ソックスがチラ見え。大人らしい清潔感をも獲得している。“神は細部に宿る” ってこういうなんですね。
ソックスだけでなく、スニーカーも白。ブラック基調の全身に、程よい抜け感を加えてみせた。
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