アイテムの選択肢が夏より豊富なだけに、冬のお洒落はやはり楽しい。だが今年は寒冬の気配あり。着込みすぎて全体的に重苦しいムードに……という危険もある。
ゆえに、どこかで抜け感を作りたいところ。そのいい処方箋となるのが「裾絞りパンツ」だ。街の着こなし上手たちからも見て取れたので、ここでお伝えしたい。
【写真9点】「冬コーデの“抜け感”づくりに「裾絞りパンツ」という処方箋」の詳細を写真でチェック ① 重めの黒をいなす、白の調整役にいい塩梅
ベスト=コティ スウェット=フリークスストア パンツ=アンルート シューズ=ニューバランス 眼鏡=フュー
▶︎子安さんのスナップをすべて見る 子安さん(34歳) モノトーンはモダンにも大人っぽくも見せられる、男にとってナイスな配色。見て分かるように子安さんもその意見に賛同するひとりだ。とはいえ、頼りきりでは右に倣えなスタイリングになりかねない。そこで白を抜け感のキーに指名した。
先が絞られたパンツを採用したことで、自ずとスニーカーとの隙間から白ソックスがチラリ。白のロンT同様、黒のどんより感を程よく和らげている。黒、あるいは白の一辺倒はあれこれ考えずに済むけれど、あえて白黒つけないのも大人の休日着には大切なのかも。
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