久しぶりに会った友人が、ジムに通ってイメチェンしていた。そんな印象を受けるのが、最新のシトロエン4車種だ。
いずれも本国で今年10月に登場した新顔。格好良くなった4台を早速見てみよう。
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シトロエン「C4」。前期型はヨーロッパ市場では2024年上半期の売り上げで、VWゴルフに次ぐ2位(Cセグメント)となった人気車。
まずは、日本でも2022年1月から販売されている「C4」と、その派生モデルで日本には未導入の「C4 X」のマイナーチェンジだ。
シンプルなデザインになったリアエンド。
ちなみにC4 XはハッチバックのC4の後ろを少し伸ばしたモデルで、街乗りSUV風のC4に対し、C4 Xはリアが伸びた分、ルーフからテールにかけてのラインが伸びやかなファストバックスタイルだ。今回のマイナーチェンジでもその関係は変わらない。
両車共通の顔はまず目が少し大きくなったこと。
正確には、瞳(ヘッドライト)が細いのは前期型同様だが、目尻にかけて少し見開くようになり、また目頭にもライトが備わったことで、目が少し大きくなった印象だ。フロント同様、リアライト周りもシャープになった。
18インチアルミホイールも新デザインになった。
インテリアデザインは基本的にあまり変わっていないが、インフォテイメントシステムにChatGPTを搭載したことが大きな変更点。そのおかげで、音声による各種操作がより滑らかで自然なものになるとしている。
なお、既に日本市場でも販売されているC4のBEV(電気自動車)「E-C4」も、同様のマイナーチェンジを受けている。
ヨーロッパではこちらが主流で、1回の充電で最大415kmまで走行できるようになった。現在日本で販売されているE-C4は405kmだから、若干だが航続可能距離が伸びたことになる。
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