バイクにサーフィン、スポーツ。好きなことに没頭できる週末は、大人にとって大変貴重な時間。そんな有意義なひとときを思いっきり満喫するには、まずは装いから。
ここでピックアップするのは、さまざまなカルチャーに精通し、その歴史的背景を現代的に表現することに長けている「ヒステリックグラマー」のアウターたち。
どれもレトロなムード満点で、それでいて素材に作りにデザインにと、細部にまでこだわって仕上げている。ゆえにちゃんと暖かくてキャラも立つとなれば、選ばない理由はないのだ。
マルチボーダー柄でレイドバック。ワークジャケットでサーフスタイル
ジャケット4万8400円、パーカ3万5200円、スウェットシャツ2万8600円、チノパン2万9700円、ニットキャップ1万1000円(すべてヒステリックグラマー 03-3478-8471)
70年代の西海岸サーファーに愛された歴史もあって、マルチボーダーはオーシャンズとして見逃せないパターンのひとつ。多くがTシャツに見られる柄だけど、こんなワークジャケットならいつものコーデに羽織るだけで、レトロサーフなムードがぐっと高まる。
素材は、コットン製のインレイニット。イタリア製の起毛機を使って、均一で高密度な起毛生地に仕上げている。ふわふわな手触りとボリューム感が魅力で、海上がりの冷えた体を、優しく&暖かく包んでくれる。
単にレトロなデザインってだけだと野暮ったさも残るが、“ヒス”ならではの個性で上手にアレンジされているのもポイント。背面にはアイコンであるヒステリックウーマンのグラフィックを掲げ、エッジィな雰囲気もミックス。このバランス感覚に長けたさじ加減こそが、真骨頂といえよう。
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