荷物を整理整頓でき、USB充電もOKな「タントファンクロス」

ダイハツ「タントファンクロス」。タフさを強調するため4車種中、唯一ライトが長方形。

スペーシアのライバルといえばダイハツの「タント」。上記スペーシアギアの快走を見て、2022年10月にSUVルック軽の「タントファンクロス」が追加された。その見所は、ベース車同様に備わる「ミラクルオープンドア」と、ラゲッジスペースだ。

ミラクルオープンドアとは、助手席側の前後ドアが大きく開くタント自慢の機能。防水＆防汚加工が施されたタントファンクロスなら、助手席を倒して後席背もたれを前に倒せば、横からショートボードなどのギアを、多少濡れていても気兼ねなくポンと積める。

後席の足元に荷物を載せたいときもミラクルオープンドアなら簡単だ。

インテリアは、同社の軽SUV「タフト」と同じくブラック基調にオレンジのアクセントが入る。

さらに、タントのラゲッジには何かと重宝するデッキボードが備わっている。いわゆる“ラゲッジの床”なのだが、ちょっと足を立てればラゲッジを上下に仕切る棚になるため、荷物を上手に積載しやすい。

さらに取り出して、アウトドアでのちょっとしたテーブルにもなる。

“ラゲッジの床”の脚を立てると、写真のようにテーブルにもなり、そのままラゲッジに備えれば上下を分ける棚にもなる。

ラゲッジはUSBソケットも備わるので、スマホはもちろん、ランタンやBluetoothスピーカーなどアウトドアギアの充電もできる。

また日が落ちても荷物を積んだり取り出したりしやすいよう、ラゲッジには照明も備わる。

ラゲッジ床と後席背もたれは防水・防汚仕様。壁にはUSBソケットが備わる。

1人での海遊び・山遊びから、家族4人のキャンプまで幅広く受け止めてくれるのが、タントファンクロスだ。