あったかいだけのダウンなら、もういらない
ダウンは繊維の隙間にたっぷりと空気を含む。その空気が冷気を遮断し、体温の放出を防ぐから“あったかい”のだ。
最大の敵である水分を含むと保温力は一気に低下。だがマムートの新素材「ドライ・ダウン」には特別な撥水加工が施され、暖かさをキープしてくれる。
でも正直に言えば、気になるのは保温力だけじゃない。気分が上がるデザイン。動きやすさ。サステナブルへの配慮。そんな買いのポイントを心憎いほどに押さえているのが、マムートが作るダウンジャケットなのである。
ダウンジャケット9万3500円/マムート(マムート・スポーツグループジャパン 03-5413-8597)
最注目は新作「オベリスク ゴアテックス HS サーモ コート」。サステナブルかつ高機能であるという、今のマムートのモノ作りを具現する一着だ。
表地には環境配慮型のゴアテックスを、中綿には「ドライ・ダウン」を採用。もちろん見た目もいい。往年のアルパインジャケットを思わせる大きめのポケットがアウトドア好きを魅了。
山で培ってきたパターンはそもそも動きやすいうえ、2-WAYジップや裾幅を調整できるファスナーを装備することで、よりストレスの少ない着心地を実現した逸品だ。
そのほか都会的なデザインの「フローバーグ HS サーモ フーデッド コート」や、軽快なシルエットを持つ「ロゼグ 2.0 IN フーデッド ジャケット」といった、魅力溢れるモデルがラインナップ。
“あったかいだけじゃない”ダウンジャケット。その模範解答が、マムートにはずらりと揃っているのだ。
3/5