着込むほどに“自分色”になるカウチンセーター
カウチンセーター8万8000円、カットソー1万7600円、コーデュロイカーゴパンツ4万4000円/すべてヒステリックグラマー 03-3478-8471
晩秋ともなると、アウター使いできるカウチンセーターが便利だ。
元来はカナダの先住民、カウチン族に由来する手編みのセーターのことで、そのルーツに則り、羊毛が本来持つ脂分を含んだ太い毛糸を、丁寧に手編みで仕上げたのがコチラ。地厚で丈夫、加えて撥水&防風性に優れるのが特徴で、カットソーに羽織るだけで十分に温かい。
幾何学柄をあしらった点も、ルーツとなるセーターに則ったデザイン。ネイティブ・テイストを感じる見た目からサーフカルチャーとも良く馴染み、レイドバックしたムードも満点。となれば、特にアメカジ党サーフ派閥にとってはたまらない代物だろう。
で、ヒステリックグラマーといえば忘れちゃならないのが、“ヒスガール”の存在。背面にはマルチ・ヒステリック・ウーマンが見事に表現されている。手編みの技術が高いからこそできた、手の込んだ証し。往年の“ヒス”ファンでなくとも、目を見張るはず。
脂分を含んだウール生地は次第に柔らかくなり、ハンドメイドゆえに体形に合わせて個性が生まれる。さらにはフロントのレザー製ジップタブは、馴染んで飴色に変化する。このようにカウチンセーターは、着込むほどにエイジングしていく様も魅力のひとつ。
家でも外出先でもガシガシ着込んで、世にふたつとないヴィンテージに育て上げるのも、楽しみのひとつだ。
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