うだるような暑さから一転、急に肌寒さを感じるようになった。急な気温変化で最近は季節の変わり目の服選びが難しい。
そんなときはニットの出番だ。いつものコーデに合わせるだけで、洒落感と季節感がグッと増すし、リラックス感のある着心地の良さはニットアイテムならでは。
なかでも、ヒステリックグラマーのそれは、温かさや肌触りの良さを追求したマテリアルと、グッドデザインで毎年人気が高い。この時季の“季変わり服”としてヒスのニットは大活躍する。
さらりとキマる、モヘアカーディガン
カーディガン3万9600円、スウェットシャツ3万800円、デニム4万9500円、サングラス3万7400円/すべてヒステリックグラマー 03-3478-8471
“ヒス”といえば、名だたるアーティストとタッグを組んだアイテムも多く展開するなど、音楽と親密なブランドだ。というわけでまず推したいのが、モヘアカーディガンだ。
オーシャンズ世代でモヘアカーディガンと聞けば、真っ先に思い浮かべるのがカート・コバーンの存在。どこか優しげ、一方でエッジの効いた表情も魅せる、彼のキャラやスタイリングには、きっと多くの人が憧れたはず。
スニーカー2万2000円/ヒステリックグラマー 03-3478-8471
あんな感じで、スウェットにデニム、シンプルなスニーカーという、いつものアメカジコーデにさっと羽織るだけで、簡単にキマるのがコチラの魅力。
リラックスした雰囲気と手抜き感のない印象のコーディネイトに仕上がるのだ。
で、肝心の素材は、モヘアとウール、ナイロンを混紡したミックス糸。ゆえに、温かさや柔らかくもしっかりとした手触りを味わえて、またケアも簡単で扱いも楽ちんと、メリットも盛り沢山。
そのうえ起毛糸をさらに製品ブラッシングで起毛させたことで、豊かな表情とリッチなボリューム感に仕上がっている。
シルエットにおいてもしっかり考えられていて、着丈はヒップが隠れるくらいの設計。編み地がしっかりしていることもあり、アウターとしても十分機能してくれる。
本格的な冬の到来はまだ先だし、春先にも着やすいことを思えば、長い付き合いとなりそうだ。
2/3