やっぱり旅の楽しみはグルメ! ラム料理はマスト
海外でのF1観戦の魅力は、F1のみならず。その前後での観光やグルメもやはり外せません。
アゼルバイジャン料理は羊を中心とした肉料理や乳製品やナッツ、ハーブを生かした料理が多く、カスピ海に面していることから魚やキャビアも食されます。中央アジアやトルコの影響を受けているため、日本人の口にも合いやすいのです。
今回の旅グルメでいちばんのお気に入りだったのは、名物であるラム肉のステーキ。スパイスを使って焼き上げたラム肉は特有のくさみも少なく、とても柔らかくて、1人でぺろっといけてしまいました。
いろんなラム肉料理があるのでぜひチャレンジを。
ドゥシュバラという、アゼルバイジャン風ダンプリング(餃子)入りのスープも外せません。
ダンプリングといっても、中にお肉が入っていますが、グリーンピースのひと回り大きいくらいのサイズ。それがコンソメベースのスープの中にたくさん入っているのですが、日本人にも馴染みのある安定の美味しさ。形は違えどダンプリングということで、シルクロードでの中国との繋がりを感じられるのも、良いポイントです。
スープの中にはダンプリングがたくさん。
他にも中央アジア各地で食べられるプロフ(ピラフ=炊き込みご飯)もあり、味付けは独特ですが、どれも美味しいので聞いたことがない名前のメニューを頼むのもワクワクします。
レース観戦の疲れも、美味しいアゼルバイジャン料理ですぐに回復しました。
こんな非日常体験は味わったことがない!
では、実際のレースはどうだったのかというと、9月15日の決勝は、オーストラリア出身のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が優勝。最後までデッドヒートを繰り広げたモナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が2位、イギリス出身のジョージ・ラッセル(メルセデス)が3位で、唯一の日本人ドライバー、角田裕毅(RB)はリタイアでした。
ラスト2周のところでは、3位争いをしていたセルジオ・ペレス(レッドブル)とカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がクラッシュする展開に。幸いふたりとも無事だったようです。
直角コーナー前だったので写真も撮りやすかったです(笑)。
そんなレースを現地で観戦しましたが、歴史ある建物の中を爆音&爆速で走る光景は、本当に圧巻。また僕の席からは、バクーの象徴であるフレイム・タワーなども見えて、画面で見るのとはまったく異なる非日常体験が待っていました。
レースの大半は大画面のモニター越しの観戦になるわけではありますが、順位が入れ替わったり、クラッシュしたりするごとに、観覧席からは大きな歓声やため息が起こり、初観戦の僕は、熱狂的なファンの皆さんの熱を肌で感じながら観ていました。
温かい拍手の中でのフィニッシュ後の1周。
F1観戦自体がビギナーでしたが、この非日常体験がたまらなく楽しかったので、完全にハマってしまいました。次も、できれば公道のレースで海外F1観戦したいと狙っています。旅×F1観戦は、新たな僕の旅のスタイルになりそう。いつかは子供も一緒に連れて行くのが、次なる夢です!
それでは皆さま、良い週末を! Have a nice flight!
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