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客層は地元のお年寄りや近隣で働く人たちがメイン。お昼前の11時頃ですでに2組の先客がおり、まもなくさらに3組が来店するなど、地元の人気店として賑わっている。

こちらでいただくのは、やはり「しじみ丼」。近くの霞ヶ浦はシジミの名産地として有名だが、実は東庄町のほうが名産地という誇りを感じさせる、作り上げた名物だ。

もちろん「しじみ丼」以外にも「しじみ汁」と「しじみおろし」、「しじみのかきあげ」といったシジミを活用したシジミメニューが揃う。
 

注文後ほどなくして、今回のメインである「しじみ丼」が出てきた。

パッと見は「玉子丼の上にシジミをのせただけ」な感じだが、シジミ特有の奥ゆかしい潮とも湖とも言えない貝特有の匂いに食欲が刺激される。

さっそく頬張ってみると、ちょっとびっくりするほどシジミの濃厚な味わいが強く感じられた。何でも、シジミのむき身を作る過程でできた茹で汁を煮詰めてできた濃厚なエキスを、醤油と砂糖で味付けし、強烈な旨味に変化させているのだという。




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