冬の北陸の味覚、蟹! 夕食は活蟹づくしのコースで
ご飯の美味しい北陸、加賀に限らず海鮮に舌鼓を打つ人は多いが、北陸の冬の味覚といえばやっぱり蟹。漁の期間は限られているが、11月から3月初旬までは冬の特別会席「活ずわい蟹会席」が堪能できる。
この味覚を求めてリピートするゲストもいるほどのこのコース、ずわい蟹の刺身に甲羅焼き、しゃぶしゃぶ、しめ縄蒸し……とメニューは蟹づくし。ひとりあたり1.5杯の蟹を使用し、うち1杯は活蟹という贅沢でダイナミックな料理の数々がいただける。
極み タグ付き活蟹づくし会席。
さらには、特別会席の上をいく、「極み タグ付き活蟹づくし会席」なる極上コースも。
こちらはひとりあたり1.5杯のすべてが活蟹という贅沢さ。いずれの会席もメインは生の蟹をしめ縄で縛って蒸す「しめ縄蒸し」。界 加賀の名物ともいうべき逸品である。
酒造りが盛んな石川には蟹と相性ぴったりの日本酒もあるので、是非ともペアリングを楽しんでほしい。
夕食のあとに立ち寄りたいのが、今年春に伝統建築棟にオープンしたばかりの「べんがらラウンジ」だ。
加賀の文化をイメージした配色のラウンジには、九谷焼や山中漆など約100種類の器の中からお気に入りの器を選んでお酒を嗜むことができる。窓から眺める温泉街の古き良き街並みとともに特別な旅のひとときを演出してくれる。
5/5