「キャンプスナップ」のカメラ。シャッターを切るたびに“カシャッ”と音がするレトロな仕掛けが懐かしい。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……
▶︎すべての写真を見る | アーティスト FACEさん 台湾人の父と日本人の母を持つ、東京都生まれのアーティスト・イラストレーター。アパレル、広告、雑誌を中心に多彩なジャンルで、国内外を問わずグローバルに活動する。 |
ふと高校時代のアルバムを見返したときに、当時使っていた『写ルンです』の質感が改めていいなと実感。そんな写真を再び撮りたくなったのですが、フィルムはちょっと億劫かも。
そこでデジタルであの質感を再現できないかと、たどりついたのがこちらのカメラ。
「ペーパーシュート」のカメラ。台湾発祥の厚さ約1cmのデジタルトイカメラ。カバーには姪っ子たちによるかわいらしい落書きが。
色彩がパキッと出るペーパーシュートや、細やかな粒子がのるキャンプスナップ、そして撮影24時間後にしか中身が確認できないフラッシュバック。
特にフラッシュバックの荒々しい描写は『写ルンです』そのもの!
「フラッシュバック」のカメラ。撮影してから画像確認できるのは24時間後と、デジタルながらフィルムの現像感を表現。
ただフィルム現像を表現した遅延アップロードは求めていない(笑)。それも味のひとつとして、久しぶりに写真を楽しんでいます。