砂漠も快適に渡れる、走行モードに赤外線センサー
今や中東でサファリは、未踏地を探索するための車ではなく、オイルマネーで豊かになった人たちのための、砂漠のアドベンチャーマシンだ。
当然、中東の砂漠で楽しまれているデザートサファリ(砂漠ツアー)に、これまでもランクルとともに採用されてきた。タフな四輪駆動能力は、砂漠の人々からも折り紙付きというわけだ。
加えて新型では車両の真下を透過してみるような機能や、「砂地」を含む6つのドライブモードを搭載。砂漠の中に施設された立派な舗装路を走る際には、同社の先進運転支援機能「プロパイロット」が一定の速度で、道からはみ出ることなく安全に目的地まで案内してくれる。
スイッチ式のシフトはセンターコンソールのパネルに並べられている。
さらに、旅の出発前には4輪に備わるエアサスペンションによって、まるでラクダがひざまずくようにボディを下げて荷物を積みやすくしてくれるし、道中は車内に内蔵された赤外線センサーが乗員の体温を常時チェックし、必要に応じてエアコンの温度や風量を調整してくれる。
後部座席用のモニターも用意されている。電動折り畳み式の3列目シートも装備。
もちろん、2つ並べられた14.3インチディスプレイにはGoogleがビルトインされているため、音声だけであれこれ操作できる。
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