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2024.10.08

ファッション

「自分のデニムヒーローはジョン・レノン、デ・ニーロ……」スタイリスト島津のデニム遍歴

スタイリスト 島津由行さん●1980年代からパリと日本にて並行してスタイリスト活動を開始。同時にあらゆるデニムをはきこなしてきた。ロックT、レコード、写真集などの世界的コレクターでもある。

スタイリスト 島津由行さん●1980年代からパリと日本にて並行してスタイリスト活動を開始。同時にあらゆるデニムをはきこなしてきた。ロックT、レコード、写真集などの世界的コレクターでもある。


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小学生の頃からビートルズが好きで、最初のデニムヒーローは、ジョージ・ハリスンとジョン・レノン。

裾が広すぎるベルボトムには抵抗があったけれど、彼らがはいていたくらいのブーツカットは好きで、「517」を10代の頃よくはきました。

大きなジップを配したデニムは、アンダーカバーのもの。フェードしたグレーがポイントで、ストレッチ仕様がはきやすい。大きめのニットをタックインで。

大きなジップを配したデニムは、アンダーカバーのもの。フェードしたグレーがポイントで、ストレッチ仕様がはきやすい。大きめのニットをタックインで。


あと衝撃を受けたのは、『タクシードライバー』のデ・ニーロの格好。その後70年代後半からヨーロッパに行くようになり、イタリアンデニムをはいたり、モードの世界を手伝い始めてエルメスなどのハイブランドを好んだ時期もあります。

モッズが盛り上がればフレンチリーバイスだったり、時代に合わせてはくデニムも目まぐるしく変わりました。

でも2000年前後にエディ・スリマンが登場し、細身の黒が主流になったのは大きかった。尻にボリュームのない自分に好都合だったから(笑)。

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