彫りは浅く、個性は濃く、未来感が増した新型BMW X3
4代目BMW「X3」。デイタイムライトやターンライトなどはすべてL字型に光る。
彫りの深くなったアウディQ5とは逆に、彫りの薄い顔になったのが4代目BMW「X3」。彫りは薄いけど、むしろ個性は濃くなったように感じられる。
近年拡大の一途をたどっていた同社を象徴するアイテムのひとつ、キドニーグリルは今回そう大きくならなかったが、デザインは大きく変わった。グリル内が縦線と斜線で構成されているのだ。
T字を横に倒したような形状のリアライト。ラゲッジ容量は570L〜1700L。
そしてインテリアはさらに個性的になった。
運転席の前からインパネ中央にかけて大きなディスプレイが横たわり、ドアに食い込んだ「<」と「>」でインパネを、またセンターコンソールも「U」で囲んでいる。しかも「<」や「>」や「U」は怪しく光るので、ちょっとした宇宙船の操縦席気分だ。
2本スポークのステアリングも設定されている。
中央のディスプレイは「クイックセレクト」と呼ばれる機能が備わり、より直感的にタッチして操作できるようになったという。もちろん、タッチじゃなく音声でもあれこれ操作できる。
また音楽や映像アプリは、国によってはサブスクリプションで楽しむことができる。音や映像を楽しむためにも専用のオーディオシステムが備わるし、オプションでハーマンカードンのサラウンドシステムを選ぶこともできる。
5/5