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2024.10.11

ファッション

「ブルックス ブラザーズ」の“SDGs”スーツを、循環型ビジネス経営者が着流す

どうせなら掛けたことのないタイプを、と久保さんが選んだメガネは、クラウンパントと呼ばれるシェイプのメタルフレーム。直線的な上リムと丸みのある下リムが知的な雰囲気を演出する。

どうせなら掛けたことのないタイプを、と久保さんが選んだメガネは、クラウンパントと呼ばれるシェイプのメタルフレーム。直線的な上リムと丸みのある下リムが知的な雰囲気を演出する。


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“暮らす”を自由に、軽やかに。久保裕丈さんが代表を務めるクラスは、こんなビジョンを掲げる企業。

個人および法人に家具や家電のレンタルサブスクリプションサービスを提供することで、モノを捨てずに再利用する循環型ビジネスを実践する会社だ。

インテリアを買わずに借り、ライフスタイルの変化に合わせて借り換えてゆく暮らしはまさにビジョンどおり。さて、久保さんの普段のビジネススタイルとは?

「ビジネスっぽすぎてストライプスーツは普段着ませんが、鮮やかなニットを合わせるとまったく違った解釈で着られますね」 と久保さん。スーツと同系色のライトブルーなら合わせやすい。

「ビジネスっぽすぎてストライプスーツは普段着ませんが、鮮やかなニットを合わせるとまったく違った解釈で着られますね」と久保さん。スーツと同系色のライトブルーなら合わせやすい。


「夏はほぼ毎日Tシャツに短パンというように、とにかく楽なスタイルで仕事をしています。理由は仕事にフォーカスするため。

勤務中はすべてのリソースを仕事へ注ぎたいので、快適でリラックスできる格好を選ぶようにしています」。

すべてのオフィスワークにスーツやジャケットが必要かというと、そんなことはない。それは慣習や既成概念にとらわれた考えにすぎないだろう。

当然のように買い揃えていた家具や家電にサブスクという発想を採り入れることで、暮らしを自由に軽やかにアップデートしたように、久保さんの装いにはビジネススタイルを進化させる、という新鮮な発想が込められている。

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