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2024.10.09

ライフ

「やっぱりお笑いをやりたい」アメリカ移住3年の渡辺直美、世界的なコメディアンへの挑戦

渡辺直美

渡辺直美


当記事は「Forbes JAPAN」の提供記事です。元記事はこちら。

お笑い芸人、俳優、モデル、ファッションブランドのプロデューサーと、いくつもの顔をもつインフルエンサー・渡辺直美。

36歳となった今年、米国で本格的に「コメディアン」として活動していく決意を固めた。これは渡辺のキャリアのなかで3度目の大きな挑戦だ。お笑い芸人を夢見て吉本興業の養成所に入った2006年、日本でマルチタレントとしての成功を掴みつつも米ニューヨークへの移住を決めた21年、そして今である。

すでにインフルエンサーとして世界中にファンを抱える渡辺だが、なぜ今あらためて「お笑い芸人 /コメディアン」に本腰をいれるのか。来日中の彼女に、決意の背景を聞いた。


2023年9月2日、渡辺直美は約600人の観客を前にハリウッドの「フォンダ・シアター」の舞台に立っていた。ニューヨーク、マイアミ、シカゴなど全米7都市を巡るトークライブツアー「Naomi Takes America -The Podcast LIVE-」のツアーファイナルだ。渡辺にとって初の全編英語&台本なしの舞台で、観客と英語でのアドリブトークを展開。客席には日本人と現地のファンが入り交じる様子が見られた。

アドリブトークとは、例えばこんな感じだ。客席から「アメリカに移住して、良いなと感じたことは?」と聞かれ、「アメリカ人はみんなフレンドリーで『週末どうだった?』って聞いてくるよね? でも、そんなに毎週末特別なことある?」と答えて会場を沸かせる。渡辺が持ち前の明るさとユーモアで観客を魅了し、ツアーは大盛況に終わった——。
 
トークライブツアー「Naomi Takes America -The Podcast LIVE-」のニューヨーク公演の様子

トークライブツアー「Naomi Takes America -The Podcast LIVE-」のニューヨーク公演の様子



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