店ごとにこんなにも違う、いくらの個性が楽しめる厳選4軒
「いくら」は、寿司のネタとして多くの人に愛されています。
プチプチとした食感と、口の中で広がる濃厚な旨味は、一度食べたら忘れられない特別な味わいです。今回は、私が日本全国の名店から、いくらの個性的な味わいを楽しめる4店舗を厳選しました。
それぞれの店舗が提供する独自のいくらを通じて、秋冬の贅沢な味覚を堪能しましょう。
まるでジュースのようないくら
① 「箱崎町すみと」(東京都中央区)
2023年秋にオープンしたばかりの「箱崎町すみと」は、横浜の名店「なか條」で修行を積んだ大将が、江戸前の技術を駆使して提供する注目の新店です。
この店のいくらは、シンプルな醤油漬けの軍艦ですが、その最大の特徴は驚異的な“溶けるスピード”です。
口に入れた瞬間、あっという間にいくらが溶け、まるで「いくらジュース」のような食感が楽しめます。
これまで体験したことのないスピード感で口の中から消えていき、まさに新感覚の味わいです。
箱崎町すみと
住所:東京都中央区日本橋箱崎町27-2 渡菊第三ビル B1F
営業:17:30~22:30、前日までの予約で11:30〜14:30の昼営業あり
不定休
まるでチーズのような濃厚さ
② 「築地青空三代目 丸の内」(東京都千代田区)
東京・築地に本店を構え、本格的な江戸前寿司をコスパ良く提供する「築地青空三代目」の系列店「築地青空三代目 丸の内」。
こちらでは、通常のいくらのイメージを覆す寿司が味わえます。
海苔なしの握りスタイルで提供されるこのいくらは、ねっとりとした独特の食感で、まるで“チーズ”のような濃厚さ。
これは、いくらを火入れし、味噌漬けにするという独自の調理法によるもので、秋冬のスペシャリテとして人気を博しています。
見た目のインパクトと、口の中で広がる深い味わいが特徴のこのいくら。寿司の新しい楽しみ方を提案してくれる一品です。
築地青空三代目 丸の内
住所:東京都千代田区丸の内3-2-3 二重橋スクエア B1
営業:ランチ12:00~14:00、ディナー17:30~、20:00~
日曜休
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