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新たなスノーカテゴリーの登場で冬がもっと待ち遠しくなる

次なるキーワードは、“LAYBACK(レイバック)”。

スノーボード、スケートボード、サーフィンにおけるトリックのひとつで、板を横向きにスライドさせながら、体を大胆に後ろへ荷重移動することをいう。特にターンの際に柔軟性とバランスが求められ、スピード感とダイナミックなスタイルを強調する。



その名を冠した新たなスノーウェアコレクションが、今季よりスタートする。

既存のスノーカテゴリーでは、頂上コレクションとして「サミット スノーコレクション」がある。いわば、極地でのスキー&スノーボードをフォローするハイスペックなコレクションだ。

一方、新しい「レイバックコレクション」は、「サミット スノーコレクション」と「ライフスタイルコレクション」のちょうど中間のような位置付け。“そのときの気分、天候、波や雪の状況に合わせて好きに遊べばいい”というコンセプトのもと、多彩なシーンで着られるフリースタイルスノーウェアを提案する。

「レイバックビーシージャケット」7万4800円、「レイバックビーシービブ」6万6000円/ともにザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)

「レイバックビーシージャケット」7万4800円、「レイバックビーシービブ」6万6000円/ともにザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター 0120-307-560)


そのため、年齢も性別もジャンルも問わず、バックカントリーシーンからゲレンデライディングまで幅広く使える。もちろん、街でもOKだ。

シルエットはひと回り大きめに作られ(「サミット スノーコレクション」は登攀やレイヤリングをしながら体温調整することも考え、程良くジャストに作られている)、色味も山では定石のエマージェンシーカラーではなくアースカラーを採用。

ポケットも多彩で、街でもゲレンデでも使いやすいように考えて作られている。



当然ながら機能は折り紙付きで、ゲレンデはもちろん、サイドカントリーやバックカントリーもフォローできる水準に達している。グローブを外さずともスマホなどを取り出せるよう、ポケットを大きくしてダイレクトにインナーへ干渉できる仕組みにもなっている。

フードは、ヘルメットとの併用を考えた設計で、ヘルメットをかぶるとフードが干渉し視界が制限されるといったことがないよう、取り外し式の互換性を重視。しかも、中わたまで封入している(通常、山でダウンウェアを着ることはほぼない)。

トイレに行く際、わざわざ脱ぎ着しなくて済むようドロップシートを採用したオーバーオール型のビブパンツなどもラインナップ。雪山と街の垣根を越えるスノーの新コレクションは、ザ・ノース・フェイスの新たな顔として存在感を強めそうだ。


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