▶︎すべての写真を見る オーシャンズ10月号では、「わざわざ行きたい店と買いたい物」と題して全国ショップガイドを紹介している。
業界人の“お墨付き”ショップや東京&西海岸ブランドの旗艦店など、気になる名店が盛りだくさん。今回は、その中から日本を縦断して見つけた名物店主パパラッチをお届け。強い店には、魅力的な店長が必ずいるのだ。
列島縦断、名物店主パパラッチ5選!
【北海道】ジャンルの壁を越えたヴィンテージミックス
ジャケット_ パタゴニア 中に着たジャケット、パンツ_ともにノンネイティブ T シャツ_ 古着
亀田恭平さん/47歳THE SHOEGAZER
大手セレクトショップのプレスとして多くの雑誌に登場していた亀田さん。モードから古着まで幅広く経験し、現在のスタイルに行き着いたという。ショップではノンネイティブを軸に、ヴィンテージとのミックススタイルを提案。名物バイヤーから仕入れるアイテムは、Tシャツからアウターまでアメリカものが中心だ。
【埼玉県】色の掛け合わせで作る大人の〝遊び心〞
ジャケット_ ダブレット カットソー_ニードルズ パンツ_サスクワッチファブリックス 靴_ エンダースキーマ
種子田定臣さん/41歳DIVERSE 2017年の開業以来、種子田さんが挑むのは、色の組み合わせで遊ぶスタイル。旬のドメスティックブランドを中心に、ジャンルやカテゴリーの枠を超えたオリジナリティの高いファッションを発信中だ。都内からのアクセスも便利なショップは、木の温もりある什器と洗練された内装で幅広い客層を魅了している。
【和歌山県】熊野古道の魅力を伝えるアーバンアウトドア
ジャケット_ ブラームス Tシャツ_フレッシュサービス パンツ=マーカ スニーカー=グラフペーパー×ミズノ
福田 聖さん/43歳COTYLE カジュアルながらも、どこか洗練された雰囲気を纏う福田さんの装い。その背景には、地元の魅力を多くの人に伝えたいという思いが。活気を失っていく田舎町に、カルチャーの集まる場所を作りたいと店をオープン。海と山を抱える地域であることから、アウトドアブランドをミックスした商品を展開している。
【熊本県】リメイクが生み出すオンリーワンの空気感
パーカ、ショーツ_ともにリメイク品 スニーカー_ナイキ
原田真助さん/44歳Little Vintage 古着店から始まり、現在では有り余った生地や古着をリメイクしてオリジナル商品も展開するように。オーナーの原田さんが着用しているパーカとショーツも古着をアレンジしたもので、既製品では出会えなかった形やデザインを楽しんでいる。そんな“一点モノ”で構成された原田さんの装いにファン多し。
【愛媛県】ユーロヴィンテージを自由な解釈で
ジャケット、Tシャツ_ともに古着 パンツ=ウェバー ベルト_タクタク 靴_トリッペン 腕時計_アメリカ軍
坂本伊知朗さん/36歳Lepus 5年ほど前にヨーロッパ古着にどハマりし、ユーロワークやミリタリーの古着に魅せられた坂本さん。2020年にオープンしたショップでは、1940~70年代のユーロヴィンテージを中心に、アメリカ古着のTシャツやスウェット、ヴィンテージアクセサリーなどを取り扱い、古着の新しい楽しみ方を伝えている。
オーシャンズ10月号「わざわざ行きたい店と買いたい物」