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すべての写真を見る スタイルのあるブランドが集まり、それぞれの個性が重なり、調和が生まれる。長野県松本市のセレクトショップ、アンサンブルが表現するのは、その名のとおり魅惑的なソリストたちの重奏だ。
そこに有名無名は関係なし。その話を裏付けるようにユーゲンを取り扱いはじめたのは、かなり初期のこと。
「今ほど知名度はなかったですが、当時から店頭での反応は良く、特にシャツは好評でした。クラシックなメンズウェアの伝統を守りつつ現代のムードもある。
昨今は“理由なきデザイン”が多いなか、服の成り立ちを語れるユーゲンは貴重な存在です」と店主の橋場英太朗さん。
左から7万1500円、3万8500円。
左はチェコ軍のミリタリーワークシャツをベースに作られた一枚。細番手の強撚糸を使用したウールギャバジンは、さらりとしたタッチで顔つきもエレガント。
イタリアのファブリックメーカーのドレスシャツ生地を使用した白シャツは、しなやかな肌触りで、シンプルだからこそ上質さが伝わる。
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