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2024.09.07

ファッション

普遍であり、不変ではない「ディオール」の“エッセンシャル”な新作コレクション



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エッセンシャル。それは普遍であり、不変ではない。「ディオール」のコレクションには、そんな“変わること”と“変わらないこと”の両者の深みが散りばめられている。

感情や時代の移ろいと同じく、必需の在り方も流動的なのだ。

「ディオール」のエッセンシャルアイテム

バッグH40 × W29 × D17cm 48万700円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)

バッグH40 × W29 × D17cm 48万700円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)


メゾンに不可欠のアイコン「ディオール オブリーク」を採用したラインナップにも今季、大胆な進化が見られた。

深黒のバックパック。その豊かなブラックレザーを彩る繊細なエンボス加工。「ディオール グラビティ」と命名された新しいエフェクトが、モノトーンの世界を一変させる。

かたや、大型のフロントポケット、長さ調整が可能なパッド入りストラップなどのディテールには不変的安心感が。今、そしてこれからを託すに不足はない。


ブルゾン78万円、Tシャツ10万円/ともにディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)

ブルゾン78万円、Tシャツ10万円/ともにディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)


時が経つにつれて深みを増す佇まいに期待せずにいられない。きっと、着る人自身の成長ともリンクするから。そんなことを思わせるレザーブルゾンとの出会いは、きわめて希少。

今季のキーインスピレーションである「バレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフのオフステージの装い」から着想を得た一着は、まさしく千載一遇をかなえる。

シンプルなリブ付きのデザイン、その背面にはディオールの1952年のコレクションに由来する立体的なダーツを配置。エンボスと対をなすデボス加工で表現された胸のロゴ、そして「Couture」の文字は、慎ましくも誇り高く。


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