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オフロードで乗りたいキックボード

「MTM RiSE M-1S」。価格は19万8000円。

「MTM RiSE M-1S」。価格は19万8000円。


一方で、電動キックボードはシェアライドで慣れてるし、あの気持ち良さが好きという人もいるだろう。

パタッと畳んで家の中にしまえるし、車に載せれば旅先でのちょい乗りも楽にこなせる。ならば、長野ブランドのMTM japanが販売する「MTM RiSE M-1S」をチェックしてみよう。 

ボディには軽量と強度を両立できるマグネシウム合金が採用されている。 

ボディには軽量と強度を両立できるマグネシウム合金が採用されている。 


最大の特徴は「オフロードもこなせる電動キックボード」ってこと。

オフロードで安定した走行を可能にするため、ワイドなSUVタイヤを装着。また地上高も高く設定され、前後にショックアブソーバーが備わるので、凹凸の激しい路面も安心して走行できる。



もちろん、特例特定小型原動機付自転車(特定特例原付)に対応しているので、ナンバーの取得と自賠責保険の加入を行えば、16歳以上なら免許がなくても公道を走ることができる。

オプションで折りたたみ式のサドルや牽引キャリーカーが選べる。 

オプションで折りたたみ式のサドルや牽引キャリーカーが選べる。 


今年1月〜2月にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて先行販売が行われたが、同サイトにおける電動キックボード関連のプロジェクトでは最高調達額となる約890万円を達成。

また建設業や農業、レジャー業界など、幅広い業種業態から関心が寄せられたことからも、「MTM RiSE M-1S」の魅力がうかがえる。

特定特例原付の電動キックボード同様、ヘルメットは努力義務。車道モード(20km/h)か歩道速度(6km/h)を設定できる。

特定特例原付の電動キックボード同様、ヘルメットは努力義務。車道モード(20km/h)か歩道速度(6km/h)を設定できる。


山の中を駆けめぐる爽快感を楽しめるだけでなく、キャンプ地で料理中に調味料を忘れたことに気づいて近くのスーパーまで行くときも、夜ちょっと離れたトイレまで行くのも、これさえあれば楽しそう! なんて思ったら、同社のサイトをのぞいてみよう。

籠島康弘=文

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