飲み水は1日ひとり2Lに加え、生活用水も確保せよ!
前回の記事でも触れたが、豪雨で実家が被災したときに「事前にやっておけば良かった」と切に感じたことは“備蓄”だったという。
当時を振り返りながら、小笠原さんが特に必要だと語った備蓄品はこの4つだ。
・生活用水を含む備蓄水・1週間分の食料・塩分補給ができるもの・現金 「被災後に1週間ほど断水になって、水がまったく足りませんでした。飲み水の備蓄もしていなかったので、自治体から支給された水や知人からいただいたペットボトルの水を飲んでいましたが、生活用水にまわす量はなく、給水車から汲んできた水で凌いでいました。
手や食器を洗ったり、洗濯するにも水は必要。飲み水だけでなく、衛生面も考えた生活用水を余分に備蓄しておくことが大切です。
食料も1週間分はストックしておくのが望ましいでしょう。夏の場合は汗をかくので、塩分補給できるタブレットや経口補水液なども用意しておくと安心ですね。私は非常用持ち出し袋に入れています。
そして忘れがちなのが現金。最近は持ち歩かない人も多いと思いますが、被災時は停電していることも多いので、ある程度の現金を持っておきましょう」(小笠原知恵さん、以下同)。
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