NB愛のきっかけはMACKA-CHINさんの「1300」
ーー洋服やスニーカーを好きになったきっかけからお伺いできればと思います。
まなぶ 僕は、8つ上の姉ちゃんからファッションの情報を仕入れていて、小学4年生でラルフ ローレンのシャツとか着ていましたね。その頃、姉ちゃんが付き合っていた“タクミ”って彼氏さんがクラシックなギャップの服をオーバーサイズで着ていたんですが、それが超格好良く見えたんですよ。
たくみ しかも姉ちゃんが東京にいたから、「いま、これかっけえぞ」っていう新しい情報がマナブにどんどん入ってきてたよね。
まなぶ それからギャップの服が欲しくなって、小5の修学旅行でお台場のフジテレビに行ったとき、みんなが見学している間にひとりでアクアシティのギャップで買い物していました(笑)。
ーースニーカーを好きになったのも、その頃からでしょうか?。 まなぶ 中学校は一応白の運動靴が指定だったんですが、中3になったら怖い先輩も居ないし、みんな好きなスニーカーを履くようになるんです。
そこで“ルールの中で格好よく履く”ことにを見出し、校則にミッドカットはダメと書いてなかったから、水戸にあったショップで「エア フィース 1 ミッド」を法外な値段で買った思い出があります。それがきっかけでスニーカーにハマったかもしれません。
ニューバランスは“イケてる先輩たちが履く靴”というイメージ。当時、学校指定の用品店でニューバランスの真っ白いスニーカーが売っていたんですが、これを履いていいのは3年生だけ。中1、2で履いていたら先輩からぶっ飛ばされる風潮がありましたね(笑)。
ーー本格的にニューバランスに惹かれるようになったタイミングは? まなぶ 高校生の頃から、アトモスやミタ スニーカーズ×ヘクティクのコラボを履いていたし、学ランに、オールレザーのバーガンディの「574」を合わせるのが渋くて気に入っていました。
でも決定的にハマったのは、高3のときにNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのMACKA-CHINさんが「1300」を履いているのを見たときです。最初に足を入れたときの感覚が未だに忘れられませんね。自分のスタイルには「1300」がピッタリだと思ってよく履いていました。
たくみ 僕はマナブに「ただ顔が日本人離れしてて、背がたけーから似合うんだ!」って言ってましたね(笑)
ーー今までどのくらい数のニューバランスを購入してきましたか?
まなぶ 高校生の頃からなので、20〜30足くらいだと思いますね。サッカー用スパイクもニューバランスでした。元鹿島アントラーズの小笠原満男選手が現役時代に最後に契約していた影響ですね。
たくみ 憧れの人に影響を受けて買うっていうのはあるよね。それで言うと、僕はジェーミー・フォイというスケーターのシグネチャーモデルのスケシュー「306」を買いました。
ーーお笑い芸人だからこそ感じるニューバランスの魅力はありますか? まなぶ 「990」のクッション性がとにかくすごい! 漫才中に履いていると、たくみに頭をぶっ叩かれても衝撃が見事に足元で吸収されます(笑)。履き心地がいいので、ロケも基本ニューバランスを選びますね。
ランジャタイの国崎さんも漫才中に「990」を履いているそうなのですが、あれだけ奇抜な動きができるのも、機能性の高いニューバランスだからこそだと思います。
たくみ マナブの方が僕より足が疲れやすいので、ニューバランスの恩恵をより受けているかもしれないですね。
僕は2018年に『SASUKE(サスケ)』に出ることになった際、バスケをやっていたこともあってバッシュで挑もうとしたんですが、いろいろなステージのことを考えて「990v3」で挑みましたね。でも、1ステージで泥水に落ちちゃって全部茶色になりました(笑)。
まなぶ そっか、このタクミの「990v3」って緑山を経験してるんだ(笑)。『SASUKE』の常連の人たちの間では、定期的に靴のブームがあるらしく、僕らが出たときはちょうど「ニューバランス」でしたね。
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