MINIにアクティブなSUVモデルがあるのをご存じだろうか? その名も「カントリーマン」。今年モデルチェンジを果たし、新たな名前となってガソリン車に加えてフル電動モデルも新登場した。
でも、真価はそれだけじゃない。“ミニ”のイメージを覆す広く快適な車内空間に、高水準の運転支援や安全機能が標準装備され、ファミリーカーとしても頼れる一台へと進化している。
オーシャンズ世代のあらゆるワガママを受け入れてくれる懐の“広い”ミニのSUVで、家族4人の車旅に出かけてみた。
家族で乗れて荷物も積める室内の広さ!
新しい「カントリーマン」は、ミニ史上最も大きな “ミニ”!
「MINI カントリーマン」サイズは全長4445×全幅1845mm。全高は「C」「D」「S ALL4」1660mm、「JCW」1645mm、「E」「SE ALL4」は1640mm。価格は「C」493万円、「D」513万円、「S ALL4」566万円、「JCW」667万円、「E」593万円、「SE ALL 4」662万円。
SUVを名乗るからにはダテじゃなく、ラゲッジスペースには、後席を倒さずとも荷物がしっかり収納できる。荷室は460リッターの容量を誇り、分割可倒式のリアシートをすべて倒せばなんと、最大1450リッターに(ガソリンモデルは505~1530リッター)。
広いのは荷室だけに留まらない。全高も全長もアップし、十分なクリアランスが確保されている。だから、4人家族の遠出にも何ら不自由を感じさせない、余裕のある“広~いミニ”なのだ。
フロントマスクも大きくブラッシュアップされた。これまでの丸目のヘッドライトが角張ったデザインになり、大人っぽく凛々しい印象に。それでも、ひと目でMINIとわかる愛嬌のある顔付きは子供やパートナーをきっと笑顔にしてくれる。
アクティブな人を満足させるSUVらしい精悍なスポーティさと可愛らしさ、好感度の幅も広いデザインなのだ。
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