当記事は「FINEPLAY」の提供記事です。元記事はこちら。 いよいよ今週末に迫った「パリ2024オリンピック競技大会 (下記:パリオリンピック) 」。世の中でも言わずとしれた、世界中が注目する世界最大のスポーツの祭典だが、今大会では本メディアでも取り上げているアーバンスポーツおよびアクションスポーツの中から「スケートボード」、「サーフィン」、「BMX」、「スポーツクライミング」、「ブレイキン」の5競技にて新たな歴史を刻む戦いが繰り広げられる。
2008年の北京オリンピックから正式種目となったBMXレーシングを除いては、ほとんどの種目が2020年の東京オリンピックでのデビューとなり年々スポーツ界に浸透し始めているアーバンスポーツおよびアクションスポーツ。
そんな中で今大会はダンスシーンからブレイキンがオリンピックデビューするなど、各々の持つカルチャーの枠を飛び出してスポーツとして市民権を得ている状況が目に見える。特に今回はブレイキン種目に出場するShigekix (半井重幸)がオリンピック日本代表選手団の旗手の一人を担うなど、このアーバンスポーツおよびアクションスポーツが日本のみならず世界中に大きな影響を与えていることは明確だ。
そして特にこのパリ大会は東京オリンピックメダリストをはじめ、世界大会で優勝経験を持つ日本人選手たちが出場選手として名を連ねている。スケートボードでは男子ストリートに堀米雄斗、女子パークに四十住さくらなど初代金メダリストが出場。
さらにサーフィンでは東京オリンピック銀メダリストの五十嵐カノア、また同じくスポーツクライミングで銀メダリストになった野中生萌など前大会のメダリストが再度メダルを獲得するべく出場する。
また世界大会で優勝経験を持つメンバーとしては、2022年の世界選手権で優勝したBMXフリースタイルの中村輪夢や、ブレイキンからはOQSで無双した世界最強と呼び声の高い日本のBgirlチームからAyumiとAmiが出場するなど、それ以外にもメダル争いに食い込む世界でも指折りの日本人選手たちが出場し、今回は東京オリンピック以上にメダル獲得が期待されるこのアーバンスポーツおよびアクションスポーツだ。
以下では今大会に出場する日本人選手たちと、今大会の全日程について紹介。
2/4